Music

拓海広志「重陽の海LIVE@TheGlee」

今年の重陽の節句(9月9日)に、ピアニストの高橋望さん、ギタリストの川上勇治さんと共に、東京神楽坂のアコスティックスホール「The Glee」にて「重陽の海LIVE@TheGlee(The Chrysanthemum Ocean Live @TheGlee)」なるタイトルのライブをやりました。The …

拓海広志「重陽の海Live@TheGleeのご案内」

2017年9月9日に、神楽坂のアコスティックライブホール「The Glee」にて、ピアニストの郄橋望さん、ギタリストの川上勇治さんと共にライブをやります。是非、お越しください! チケットの予約・購入は下記よりお願いします。 The Glee HP「重陽の海Live@TheGl…

拓海広志「イルカ☆My Love」

学生時代に「日本丸」という帆船で太平洋を渡りながら書いたショートストーリーが幾つかあるのですが、その中に自分の故郷である舞子浜と明石海峡のイメージを基にした『イルカ☆My Love』という作品があります。 http://d.hatena.ne.jp/HelloseaWorld/200611…

拓海広志「The Hyper Bad Boys - ライブ案内」

The Hyper Bad Boysが今年の10-12月にかけて企画しているライブの案内を転載させていただきます。よろしくお願いします。 【The Hyper Bad Boys - Coming Lives】 Hiroshi Takumi - Marine Talk Live in Monkey Forest Oct18, 2014 (Opening at 15:00, Start…

拓海広志「Birthday Live & Party」

昨日、12月30日で僕は50歳になりました。12月23日には僕の音楽仲間たちがそれを祝うために錦糸町のライブハウス「Pappy's」を借りて「50th Candle Celebration Live & Party for Captain Grandpa」なるイベントを催してくれました。複数のバンドが順番にステ…

拓海広志「Christmas Live, 2013」

去る12月14日にバンド「The Hyper Bad Boys」のクリスマス・ライブが開催されました。会場は錦糸町のライブハウス「Pappy's」。お越しくださった方々にお礼を申し上げます。 ※『バーボン人生』(詞/西岡恭蔵 ・ 曲/矢沢永吉) ※『海原』(詞・曲/拓海広志…

拓海広志「拓海広志を歌う♬」

僕が初めて作詞・曲をしたのは中学1年生のときで、それから200くらいの歌を作ってきたのだけれども、今でもその内の幾つかを「The Hyper Bad Boys」の仲間たちと共に演奏している。一つ一つの曲が自分の人生のBGMのようなもので、自分の曲を歌っていると様々…

拓海広志「昭和歌謡を歌う♬」

昭和の歌謡曲には、本当に素晴らしい曲がたくさんある。そういう曲を選び、「The Hyper Bad Boys」の仲間たちと共にアレンジして演奏するのは、実に愉しい。 ★『ラストダンスは私に』 『Save The Last Dance For Me』 ※The Hyper Bad Boys Live in Yoyogi Ou…

拓海広志「吉田拓郎を歌う♬」

中学生の頃から吉田拓郎さんの曲が好きで、今でも時々一人でギターを弾きながら歌っている。『たどり着いたらいつも雨降り』、『となりの町のお嬢さん』、『シンシア』、『落陽』なんかが「The Hyper Bad Boys」のライブとかでよくやる曲かな・・・。 ★『た…

拓海広志「矢沢永吉を歌う♬」

高校時代からずっと矢沢永吉さんの曲が好きで、ときどき「The Hyper Bad Boys」でやっている。中でも、『バーボン人生』と『チャイナタウン』という曲が僕は好きなのだが、前者はミュージシャンへの夢を追い求めて生きていながら、毎晩だらしなく飲み潰れて…

拓海広志「加山雄三を歌う♬」

もし日本に加山雄三(弾厚作)さんという人がいなければ、日本のポップ音楽はこんなに豊かな世界にはならなかっただろう。そのことは彼を敬愛して音楽を始めた多くのミュージシャンの談を聞けばわかる。加山さんの音楽の基調には海があり、それはいわゆるビ…

拓海広志「命結〜加藤登紀子トークライブ」

東日本大震災の後、地震・津波・原発事故という三重苦を背負った福島の人々の避難地として山形県米沢市が果たした役割は大きい。市民の自発的・自主的な活動は米沢市や山形県などの行政をも巻き込み、実に効果的な形で米沢への避難者や東北各地の被災者たち…

拓海広志「トリオ・ネーベンゾンネンのこと・・・」

新井淑子さん(バイオリン)、セッポ・キマネンさん(チェロ)、高橋望さん(ピアノ)の3人から成る「トリオ・ネーベンゾンネン」のコンサートに足を運んだ。最近発売されたばかりのCDにも収録されている、シューベルトの『ピアノ三重奏曲第2番』と、キマネ…

拓海広志「『若大将50年!』に寄せて」

加山雄三さんのデビュー50周年記念コンサートに足を運んでみた。この人の凄いところは、音楽的なオリジナリティの高さにも関わらず決して求道的にならないことで、その結果として谷村新司さんが言うように「加山雄三/弾厚作」という幅広い1ジャンルをいつの…

拓海広志「『Bare Bones』に寄せて」

心に沁みる温かい詞と心地良いメロディが自然体で結びついた曲の数々。表現はコンテンポラリーなのに、どこかほろ苦くて懐かしい感傷を惹き起こすジャズの名盤だ。僕は最初の曲『Instead』のご機嫌な演奏と歌を偶然耳にしてグッと惹き付けられ、そのまま一気…

拓海広志「トライネットの夜」

高知県柏島で黒潮実感センターを運営する神田優さん、新幹線の設計技師で写真家でもある円満堂修治さん、そして僕の3人は、「トライネット」というチームを結成して海や街で遊んできた仲間です。この3人に、太平洋単独横断のヨットマン・高橋素晴さん、その…

拓海広志「『Facing Future』に寄せて」

八丈島の海で早朝から夕方まで、独りでひたすら泳ぎ込んだ。その爽快な疲労を森の温泉で癒した後、ぶらりと立ち寄ったカフェは古民家の広間を利用して営まれており、素朴で自然と調和したたたずまいが居心地良い。畳に座って庭の木々の緑を眺めながらコーヒ…

拓海広志「あるギターリサイタルの話」

長きにわたって癌との闘病生活を送ってきた元船員の料理人で、ギタリストでもある友人の是川均之さんが神戸市垂水のレストランを借り切り、家族や親族と親しい仲間たちを集めてリサイタルを開くというので駆けつけた。 ※関連記事 拓海広志『親父のダンディズ…

拓海広志「『Changes in Latitudes, Changes in Attitudes』に寄せて」

歌詞もメロディーも取り立てていうほどの内容ではないのに、ついLPレコードを手にしてプレーヤーに掛けてしまう70年代後半のイージーリスニングの代表格。そんな風に言うと、ちょっと失礼でしょうか? でも、僕は中学生の頃にこのアルバムに収められている『…

拓海広志「メロディがやって来る時」

先週アムステルダムにいた時に突然友人から電話が掛かってきて、「今度結婚することになったので、僕たちのために曲を作ってください」と頼まれました。そこで僕は週末を過ごしたパリでセーヌ河畔を散歩しながら曲を作ったのですが、すぐに素敵なメロディが…

拓海広志「『ドラマティック・ライヴ』に寄せて」

押尾コータローはCDよりもDVDで、DVDよりも生音で・・・、これはもはや常識です! 多少なりともギターをかじった人であれば、その卓越した独奏技術は自分の目でも確認したいでしょうから、CDよりもDVDで。。。 でも、押尾さんの演奏の素晴らしさはただテクニ…

拓海広志「『古都逍遥』に寄せて」 

都はるみさんの演歌はしみじみと泣けてくるんだけれど、決して狭いところに落ち込まないのがいいですね。むしろ、その歌声にはすっと世界のどこか広い場所に突き抜けていくような爽快さを感じます。だから、僕は船に乗って海に出ると、ついはるみさんの歌を…

拓海広志「『エルヴィス・カントリー』に寄せて」 

南部育ちの白人であるエルヴィスの音楽的ルーツとしてカントリーとブルースがあったことはよく知られていますが、これは彼が個人的に好きだったというカントリーソングばかりを集めた名盤です。 かつてエルヴィスのレコードを擦り切れるほど聞いていた僕です…

拓海広志「『ウクレレウルトラマン』に寄せて」

『ウルトラQメインタイトル』から『ウルトラマンの歌』『特捜隊の歌』へと続くオープニングで、僕らは一気に「ウクレレウルトラマン」の世界に引き込まれてしまいます。 編曲、演奏共に『Ultra Seven』『ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』が特に…

拓海広志「『Brasileiro』に寄せて」

『Brasileiro』は、「セルメン=ボサノヴァ」だと思い込んでいた人にはちょっと衝撃的だったかも知れないサンバの名作アルバムです。 初っ端から「Fanfarra (Cabua-Le-Le)」「Magalenha」「Indiado」と続く痛快なリズムの渦に巻き込まれていき、気がつくと身…

拓海広志「『ブルー・ハワイ』に寄せて」 

エルヴィス・プレスリーの映画はどれもストーリー的には超単純で、要は彼が歌って踊っていることだけが重要なのですが、逆に言うとそれだけで後世に残る作品というのは凄いことでしょう。 『ブルー・ハワイ』はその代表とも言えるもので、最初から最後までエ…

拓海広志「『All by Myself』に寄せて」

「永遠の若大将」こと加山雄三(弾厚作)さんが、一昨年68歳にしてまた楽しいアルバム『All by Myself』を作ってしまいました。 もともと楽器は何でもこなす加山さんですが、今回はエレキギター、エレキベース、アコスティックギター、ウクレレ、スチール…

拓海広志「『ハイ・ソサエティ』に寄せて」

レンタカーを借りてイギリスを一周したときに立ち寄った田舎の古城で、そこを所有している地方の金持ちの豪勢な暮らしぶりを見たことがあります。 その時、つい鼻歌で口ずさんでしまったのが、この映画の中でサッチモことルイ・アームストロングが歌う「ハイ…

拓海広志「ジプシー・キングス」

ジプシーの聖地・南仏のサント・マリー・ド・ラ・メールを訪ねたことがあるのですが、街のカフェやレストランの軒先でジプシーたちがギターをかき鳴らしながら歌っていた歌の中には、彼らのアルバムに収められている曲がたくさんありました。 今でも東欧あた…

拓海広志「加山雄三 with 大友直人」

加山雄三(弾厚作)さんが日本の音楽界に与えた影響が一般に知られているよりも大きいことは、多くのミュージシャンの言動からうかがい知ることができます。 クラシック、ロック、カントリー&ウェスタン、ハワイアン、ラテン、ジャズ、フォーク、演歌などと…