拓海広志「『Changes in Latitudes, Changes in Attitudes』に寄せて」

　歌詞もメロディーも取り立てていうほどの内容ではないのに、ついLPレコードを手にしてプレーヤーに掛けてしまう70年代後半のイージーリスニングの代表格。そんな風に言うと、ちょっと失礼でしょうか？

　でも、僕は中学生の頃にこのアルバムに収められている『Changes in Latitudes, Changes in Attitudes』や『Banana Republics』を聴きながら、いつも浮き浮きと勝手にカリブの海に思いを馳せていましたので、今でも懐かしい思いがします。

　つい手に取ってしまうアルバム。つい口ずさんでしまうメロディー。今ではレストラン経営に熱心なジミー・バフェットですが、僕はそんな音楽を生み出してきたミュージシャンとしての彼も素敵だと思うのです。。。

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