2008-01-01から1年間の記事一覧

拓海広志「Ocean Legendの航海」

翻訳家の加藤晃生さんのご紹介で、デューク金子さんにお会いしてきました。デュークさんはアメリカ西海岸でサーファーとして活躍してこられた方なのですが、ハワイのダブルカヌー「ホクレア」の日本向け航海に同乗する機会を得たことからシングルアウトリガ…

拓海広志「喜歌劇楽友協会『メリー・ウィドゥ』公演のお知らせ」

僕の友人・櫻井孝子さん(喜歌劇楽友協会)がフランツ・レハールのオペラッタ『メリー・ウィドゥ』(邦題:陽気な未亡人)に、主役となるハンナ・グラヴァリー役で出演することになりましたので、ご紹介させていただきます。公演日時は2009年1月18日(日)の…

拓海広志「アルバトロス・クラブ設立20周年記念イベント」

1989年5月に芦屋市で設立されたNPO「アルバトロス・クラブ」(環境活動支援ネットワーク)が2009年に設立20周年を迎えます。また、クラブの有志が1989年から2004年にかけて行った「ミクロネシアの帆走カヌーによるヤップ〜パラオ間の石貨交易航海再現プロジ…

拓海広志「『るにんせん』に寄せて」

故團伊玖磨氏が八丈島と縁深く、氏のアトリエがあった樫立で毎年「團伊玖磨先生を偲ぶ会」が催されていることは知っていましたが、僕はこの小説を読んで團紀彦氏の八丈島への思いとその歴史や文化への造詣の深さについても知りました。 『るにんせん』は、天…

拓海広志「『Facing Future』に寄せて」

八丈島の海で早朝から夕方まで、独りでひたすら泳ぎ込んだ。その爽快な疲労を森の温泉で癒した後、ぶらりと立ち寄ったカフェは古民家の広間を利用して営まれており、素朴で自然と調和したたたずまいが居心地良い。畳に座って庭の木々の緑を眺めながらコーヒ…

拓海広志「『ローゼ・ベルント』に寄せて』

調布の仙川という街で燐光群の芝居を観た。学生時代の僕は暇さえあれば芝居を観に行っていたのだが、今でもよく足を運ぶのは学生時代からの友人・古田新太さんが活躍する劇団☆新感線、僕が縁あって応援団に名を連ねている劇団ふるさときゃらばん、そして燐光…

拓海広志「『ダイバー漂流』に寄せて」

僕は長時間をかけて海で泳いだり、素潜りして遊ぶのが大好きだ。長い時間泳いでいると、徐々に身体が海水に溶け出していき、どこまでが自分の身体で、どこからが海なのかハッキリしないような不思議な感覚になるが、それがまた心地よいのだ。しかし、本書を…

拓海広志「『ナツコ 沖縄密貿易の女王』に寄せて」

太平洋戦争前後の動乱期に、沖縄、八重山、フィリピン、台湾、香港、そして神戸を結ぶ海を駆け巡って生きた女性ナツコの物語です。 ナツコと同時代を生きた人には大浦太郎、照屋敏子といった著名人もいますが、僕は本書を読んで初めてナツコが沖縄の人々の心…

拓海広志「アースキャラバンのご紹介」

「地球を遊ぼう、地球を学ぼう」を合言葉に、各地を巡って様々な自然体験活動や環境学習活動を展開する「アースキャラバン」が日本列島を北上中です。キャラバンのグローバル・リーダーは環境活動家のセヴァン・カリス・スズキさん、ローカル・リーダーは僕…

拓海広志「あるギターリサイタルの話」

長きにわたって癌との闘病生活を送ってきた元船員の料理人で、ギタリストでもある友人の是川均之さんが神戸市垂水のレストランを借り切り、家族や親族と親しい仲間たちを集めてリサイタルを開くというので駆けつけた。 ※関連記事 拓海広志『親父のダンディズ…

拓海広志「『ブラジルから来たおじいちゃん』上映のお知らせ」

僕の友人・栗原奈名子さんが作った映画『ブラジルから来たおじいちゃん』が、ブラジル移民100年祭を祝して、来る4月18日に神戸北野の旧神戸移住センターで上映されることになりましたので、紹介させていただきます。神戸及び近郊にお住まいの方は是非観に行…

拓海広志「さとうみシンポジウムのご紹介」

黒潮実感センター(高知県柏島)の神田優さんから高知市で開催される「さとうみシンポジウム」の案内をいただいたので、紹介いたします。神田優さんと、川崎重工勤務の傍ら写真家としても活躍する円満堂修治さん、そして僕の3人は「Tri-Net」という名のチー…