拓海広志「アルバトロス・クラブ設立20周年記念イベント」

 1989年5月に芦屋市で設立されたNPOアルバトロス・クラブ」(環境活動支援ネットワーク)が2009年に設立20周年を迎えます。また、クラブの有志が1989年から2004年にかけて行った「ミクロネシアの帆走カヌーによるヤップ〜パラオ間の石貨交易航海再現プロジェクト(アルバトロス・プロジェクト)」の航海から15年を経ることもあり、アルバトロス・クラブでは2009年12月5日に新西宮ヨットハーバーでの記念イベント開催を予定しています。


 アルバトロス・クラブの目的は「人と自然とモノの関係性について関心を持ち、何らかの社会的活動を行っている人たちのサロンとして、交流と活動の場を提供すること」で、クラブは長年にわたって様々なフィールドで環境活動や自然体験活動を行っている人たちが相互に支援し合えるネットワークとして機能してきました。ここで「人と自然の関係性・・・」とは謳わず、あえて「モノ」を加えたのは、単なる抽象論として自然を語るのではなく、生活や経済の実相を見据えた具体性のある議論をしていくためです。


 僕は2002年までクラブの代表を務めたのですが、2002年以降は鹿児島在住のヨットマン・高橋素晴さんが代表を務めてくれています。来年末のイベントに向けて高橋さんと共に盛り上げていこうと思いますので、関心のある方はご連絡ください。


 ※関連記事
 拓海広志『素晴の「帆」に思いを込めて・・・』


(↓)アルバトロス・クラブのメンバーの著書(共著・翻訳を含む)をご紹介します。


高橋素晴さん 『それから』

それから―14歳太平洋単独横断

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秋道智彌さん 『野生生物と地域社会』

野生生物と地域社会―日本の自然とくらしはどうかわったか

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松木哲さん 『大阪と海』

大阪と海―二千年の歴史

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※大串龍一さん 『病害虫・雑草防除の基礎』

病害虫・雑草防除の基礎 (農学基礎セミナー)

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※茂在寅男さん 『古代日本の航海術』

古代日本の航海術 (小学館ライブラリー)

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大隅清治さん 『クジラは昔陸を歩いていた』

クジラは昔 陸を歩いていた―史上最大の動物の神秘 (PHP文庫)

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大杉勇さん 『セイル・ホー!』

セイル・ホー!―若き日の帆船生活

セイル・ホー!―若き日の帆船生活

※飯田卓さん 『海を生きる技術と知識の民族誌』

※長嶋俊介さん 『島・日本編』

島 日本編

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※森本孝さん 『舟と港のある風景』

舟と港のある風景―日本の漁村・あるくみるきく

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小川忠さん 『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭』

※藤岡恵美子さん 『沈黙の向こう側』

沈黙の向こう側

沈黙の向こう側

高嶋哲夫さん 『イントゥルーダー』

イントゥルーダー (文春文庫)

イントゥルーダー (文春文庫)

鷲尾圭司さん 『水の循環』

水の循環―地球・都市・生命をつなぐ“くらし革命”

水の循環―地球・都市・生命をつなぐ“くらし革命”

※重栖隆さん 『木の国熊野からの発信』

木の国熊野からの発信―「森林交付税構想」の波紋 (中公新書)

木の国熊野からの発信―「森林交付税構想」の波紋 (中公新書)

※森拓也さん 『おいしいアジア怪しい食の旅』

※竹川大介さん 『核としての周辺』

核としての周辺 (講座・生態人類学)

核としての周辺 (講座・生態人類学)

※ジョージ・ミーガンさん 『世界最長の徒歩旅行』

世界最長の徒歩旅行―南北アメリカ大陸縦断3万キロ

世界最長の徒歩旅行―南北アメリカ大陸縦断3万キロ

栗原奈名子さん 『ニューヨーク自分さがし物語』

ニューヨーク自分さがし物語―怒る女は美しい!

ニューヨーク自分さがし物語―怒る女は美しい!

津村喬さん 『気功への道』

気功への道

気功への道

石川直樹さん 『全ての装備を知恵に置き換えること』

全ての装備を知恵に置き換えること

全ての装備を知恵に置き換えること

※土方幹夫さん 『水あそびのニューコンセプト』

水あそびのニューコンセプト

水あそびのニューコンセプト

古田新太さん 『柳に風』

柳に風

柳に風

※北野正徳さん 『ふたつの紅白旗』

ふたつの紅白旗―インドネシア人が語る日本占領時代

ふたつの紅白旗―インドネシア人が語る日本占領時代

大森洋子さん 『囚人護送艦、流刑大陸へ(上)』

囚人護送艦、流刑大陸へ〈上〉―英国海軍の雄ジャック・オーブリー (ハヤカワ文庫NV)

囚人護送艦、流刑大陸へ〈上〉―英国海軍の雄ジャック・オーブリー (ハヤカワ文庫NV)

小黒世茂さん 『歌集 猿女』

歌集 猿女

歌集 猿女

渋谷正信さん 『イルカに学ぶ癒しのコツ』

※小清水正美さん 『ジャム』

※徳江倫明さん 『危ないものをつくりすぎた』

危ないものをつくりすぎた―食品安全は可能か?

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※小島孝夫さん 『海の民俗文化』

海の民俗文化

海の民俗文化

田中美津さん 『いのちのイメージトレーニング』

いのちのイメージトレーニング (新潮文庫)

いのちのイメージトレーニング (新潮文庫)

※野宮亜紀さん 『パートナーシップ・生活と制度』

パートナーシップ・生活と制度―結婚、事実婚、同性婚 (プロブレムQ&A)

パートナーシップ・生活と制度―結婚、事実婚、同性婚 (プロブレムQ&A)

海上知明さん 『環境思想 歴史と体系』

環境思想 歴史と体系

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等々力政彦さん 『シベリアをわたる風』

シベリアをわたる風―トゥバ共和国、喉歌の世界へ

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※徳永雄一郎さん 『働きすぎのあなたへ』

働きすぎのあなたへ―新・ストレス処方箋

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※近藤恒夫さん 『薬物依存』

薬物依存―回復のための12章 DARC10年の軌跡

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※北窓時男さん 『地域漁業の社会と生態』

地域漁業の社会と生態―海域東南アジアの漁民像を求めて

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※門田修さん 『漂海民』

漂海民―月とナマコと珊瑚礁

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※床呂郁哉さん 『越境』

越境―スールー海域世界から (現代人類学の射程)

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※石井三雄さん 『光と風の回想』

光と風の回想―サハラの砂丘に抱かれて

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※坂井隆さん 『「伊万里」からアジアが見える』

※川口祐二さん 『石を拭く日々』

石を拭く日々―渚よ叫べ

石を拭く日々―渚よ叫べ

※宇江敏勝さん 『熊野川』

熊野川―伐り・筏師・船師・材木商 (宇江敏勝の本・第2期)

熊野川―伐り・筏師・船師・材木商 (宇江敏勝の本・第2期)

※吉岡嶺二さん 『山陰・瀬戸内カヌー膝栗毛』

※鈴村昶さん 『裸になったサラリーマン取材ノート』

※森田玲さん 『岸和田だんじり祭 地車名所独案内』

岸和田だんじり祭 地車名所独案内

岸和田だんじり祭 地車名所独案内

※田村安さん 『オーガニック・ワインの本』

オーガニック・ワインの本

オーガニック・ワインの本

吉田よし子さん 『野菜物語』

坂本廣子さん 『村おこしは包丁のリズムにのって』

※牟田清さん 『太平洋諸島ガイド』

太平洋諸島ガイド―南の島の昔と今

太平洋諸島ガイド―南の島の昔と今

※津留歴子さん 『失敗のインドネシア』

※廣瀬肇さん 『事例で考える行政法』

事例で考える行政法

事例で考える行政法

※鈴木勇次さん 『日本の島ガイド・シマダス』

日本の島ガイド シマダス

日本の島ガイド シマダス

※村田武一郎さん 『海と陸との環境共生学』

海と陸との環境共生学―海陸一体都市をめざして

海と陸との環境共生学―海陸一体都市をめざして

※山上博信さん 『あなたにもできる借金対処法』

あなたにもできる借金対処法―いざという時の特定調停活用法

あなたにもできる借金対処法―いざという時の特定調停活用法

※内藤浩哉さん 『厳選日本のホームページ10万』

厳選日本のホームページ10万 (2000年夏版) (アスキームック)

厳選日本のホームページ10万 (2000年夏版) (アスキームック)

※瓜田澄夫さん 『最新地球環境レポート』

最新地球環境レポート―「タイム」を読む

最新地球環境レポート―「タイム」を読む

※井上和雄さん 『モーツァルト 心の軌跡』

モーツァルト 心の軌跡

モーツァルト 心の軌跡

※坂本賢三さん 『「分ける」こと「わかる」こと』

「分ける」こと「わかる」こと (講談社学術文庫)

「分ける」こと「わかる」こと (講談社学術文庫)

鶴見良行さん 『アジアの歩きかた』

アジアの歩きかた (ちくま文庫)

アジアの歩きかた (ちくま文庫)

大内青琥さん 『おじいさんのはじめての航海』

※拓海広志 『ビジュアルでわかる船と海運のはなし 改訂増補版』

ビジュアルでわかる船と海運のはなし

ビジュアルでわかる船と海運のはなし


※仲地洋さん 『ちゅら島久米島・久米島町誕生記念写真集』

※吉岡彰太さん 『ロンサム・カヌーボーイ沖縄の海を行く』


(↑)アルバトロス・クラブのメンバーの著書(共著・翻訳を含む)をご紹介します。