拓海広志「『幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜』のご紹介」

　来る5月28日より、東京の角川シネマ新宿（伊勢丹本館向かい）と大阪の梅田ガーデンシネマ（梅田スカイビル内）にて、映画『幸せの太鼓を響かせて〜INCLUSION〜』が上映されますので、ご紹介します。知的障がいを持つ方々が集まって結成した「瑞宝太鼓」が次第に技術を磨いてプロとなり、昨年開催された第9回東京国際和太鼓コンテストで第2位の栄冠を獲得したことを聞き、僕は是非その演奏を聞きたいと思っていました。

　この映画は世界的な和太鼓奏者の時勝矢一路氏が書き下ろした新曲に挑戦する「瑞宝太鼓」の姿と、メンバーたちの日常を描いた映画で、映画の最後には「瑞宝太鼓」の演奏も収められているそうです。僕も是非、その演奏を聴きに映画館に足を運んでみようと思います。以下に、映画の製作総指揮を執られた細川佳代子氏と映画監督の小栗謙一氏のメッセージをご紹介します。

☆細川佳代子氏（製作総指揮）：「多くの方がこの映画をご覧になって、一日も早くインクルージョン（包み込む共生社会）があたりまえとなることを心から願っています」

☆小栗謙一氏（映画監督）：「障がいのある人々が普通の場所で普通に暮らす。その姿を綴る中で、これからの社会のあるべき姿、未来の可能性を見つめることができればとの願いから製作しました」