2006-12-14から1日間の記事一覧

拓海広志「『弟』に寄せて」

螺旋状に重なり合う人生を、強い絆を持って共に歩んできた石原慎太郎さんと裕次郎さん。その歩みを辿りながら、鮮やかに蘇ってくる「昭和」という時代。『弟』は、僕が読んだことのある慎太郎さんの小説の中では一番面白かったです。 特に「少年期」「海へ」…