2007-03-15から1日間の記事一覧

拓海広志「『補陀落の径』に寄せて」

角川春樹さんの俳句は、一つ一つの言葉に激しい情念が込められていて、そこにはまるで言霊が潜んでいるかのようです。だから、声に出して句を読み上げると、自分の魂が揺さぶられるような気がします。句集『補陀落の径』より、僕が特に気に入った句を幾つか…